濾過機能付きクーラー manual
製品
本体(付属品込み 但し、エルボ等配管用具は除く)
型 番 WCT−FACFT型
定 格 電 圧 100V
定格周波数 50/60Hz
定格消費電力 9/10W
本 体 寸 法(cm) W22xD11xH24
本 体 重 量 1050g
ACコード 1m
通常使用温度範囲 0℃〜40℃
冷却能力
簡易実験結果 水量60L 外気温25℃
水温36℃ 湿度70%
本製品使用 2時間後26.0℃蒸発量約500cc 対象区 2時間後 35.5℃ 蒸発量約60cc
200Lオーバーフロー水槽(海水メタハラ使用)外気温28℃ 湿度未確認
初期温度27.1℃ 2時間後24.8℃ 4時間後 23.4℃
水槽上面であればどこでも設置できます。
オーバーフロー層上面でも設置できます。
※密閉型でないため水漏れ注意。(水槽の上がよい)
構成部品
水槽上部に設置
本製品は水の蒸発するときの気化熱を利用し水温を下げるため、蒸発時の気化温度と同等値まで水温が低下する。理論上60L以下程度の水槽では過去10年の東京、大阪の気象データーから最高気温38℃程度でも室内換気を充分行っていれば25℃程度まで降下する。
濾過能力
本製品はハニカム部が超多孔質となりそこへ通気を行うことにより超好気環境が再現できるその表面積は見かけで2.5平米で、実質多孔質部を含めれば250平米以上となる。
ここでこの層が90%以上好気的に働くため好気濾過層は通常の濾過層に比べれば莫大な酸素活性を持たせることが出来る。そのためカルチャーリングやバイオボール等のを使用した単なるドライ濾過層数十リットル分をこの装置でまかなうことが出来る。
酸素供給能力
本製品はエアーポンプでエアーレーションを行うよりも大量の空気中酸素を水に溶存させることが出来る。そのことにより酸化還元電位の上昇安定と飼育生体の酸素欠乏を防ぐことが出来る。
参考データ
一般的な市販水槽(60cm)約60L水量のものにをニッソー社製60cm上部フィルタに装着し適度な風量を送風した。本試験水槽は海水魚飼育水槽で通常29度でpH7.8 溶存酸素量3.9ml/L(35‰飽和量4.53ml/L) 酸化還元電位180mvであった。これに本装置を上部フィルターに設置し10日後、水温25度pH8.2 溶存酸素量4.7ml/L(飽和量4.95ml/L) 酸化還元電位236mvとなった。このことにより水質が改善するとともに天然海水により近い水質に変化したことがわかる。また、水温を酸化ユニットでは酸素を供給するだけではなく気化熱により水温を低下させることもできその分溶存酸素濃度を上昇させる利点もある。
60cm水槽(使用水量約50L)に設置した。本水槽では5g程度の金魚を淡水で200尾程度飼育し水温夏季30度 pH6,0 溶存酸素量4.3mg/L 不安定ではあるが酸化還元電位120mvであった。このとき市販給気ポンプで抜気(市販エアーストンで流量0.8〜1.0L/min)を行った。
この水槽での金魚の生存率は79%/週であった。
ここで本装置装着後1週目 水温26度 pH6.8 溶存酸素量7.4mg/L
酸化還元電位170mv程度に上昇し、死亡率はほぼ0%/月となった。
このとき水温が低下したため溶存酸素量が増加し、生体に好影響を与えたということが推測されるがこの試験を継続し、冬季水温が低下する環境で評価した。
試験区では水温が15度、対象区では水温が18度で溶存酸素は試験区8.8mg/L 対象区7.2mg/Lで死亡率は継続状態で試験区(夏からの継続で8ヶ月)6% 対象区32%/月で明らかな違いがみられる。このときの給餌量は生存尾数に対して同等に投与した。
同様に150L水槽で水草育成を試みているこの水槽では二酸化炭素を水生植物育成のため添加し、その濃度が25度20mg/Lとなるように設定した。そのとき蛍光灯照射時(昼間)溶存酸素量8.3mg/L(過飽和)で夜間蛍光灯を消灯した後8時間経過では溶存酸素量3.2mg/Lと低下し、水草はすべて順調に成長をなしていた。しかし、その中に飼育されているグッピーは病気で死亡する確率が20%/6ヶ月程度であった。しかし、本装置を使用した場合、水温は24度(24度以上下がらないためヒータを使用している)で8.0mg/L昼間時夜間時一定となり生体の死亡率が5%程度となった。
以上のように単に水温低下での溶存酸素量のみでのメリットではなく、常に飽和点に近い酸素を供給することにより、飼育生物や好気性細菌に好影響を与えることとなる。
ただし、CODやBODが高い場合。酸素濃度は飽和点にまで至ることはないにせよその水質や環境が改善されることは当然のことである。
このことにより観賞魚のように閉鎖的循環水槽では魚類等の水槽飼育生物を飼育するような栄養塩濃度がある程度高くない環境で、本装置を使用することにより水質を改善することと飼育生物へ酸素を供給することで、その生態系を改善することが認められることがわかる。
人体への好影響
本装置は水を大量に滴下することによりある程度のマイナスイオンが発生する。
マイナスイオンとはOH基で静電気を防止したり、精神を落ち着ける、肌等の老化を防ぐといわれている。これは自然では森林、滝の飛沫に多く含まれ人間や動物が精神的にも肉体的にも落ち着くという現象に陥る要因である。
また、いくぶん消音機能は装着した本装置ですが、水が滴下し、せせらぎのような音を発する。これは、自然の水の流れ等に聴覚が反応し脳内にα波を形成する。α波は精神を落ち着けたりいらいら解消となるもので、いわゆるリラクゼーション機能を醸し出すことが報告されている。人体にもペット等飼育生物、観葉植物にも本製品は有効である。
その他の利点
本製品は従来の冷却システムとは全く異なり消費電力は数Wであることと、室内気温を上昇させることはなく理論上気温は降下する仕組みとなっている。
そのため、騒音、気温等室内生活空間への適合性は格段に向上されることが保証される。